第67回日本消化器内視鏡学会東海支部例会

会長挨拶

第67回日本消化器内視鏡学会東海支部例会
「-消化器内視鏡のリアルワールド-」

会長 写真

第67回日本消化器内視鏡学会東海支部例会
会長 荒木寛司
(社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院 副院長)

この度、「第67回日本消化器内視鏡学会東海支部例会」の会長を拝命し、来る2024年11月30日(土)、長良川国際会議場において開催する運びとなりました。岐阜県では7年ぶりの開催で、民間市中病院としては初の内視鏡学会支部例会の担当となります。社会医療法人蘇西厚生会松波総合病院の医師、事務職員等が一丸となり、事務局も院内に立ち上げて自主運営を行う手作りの会として準備に励んでおります。

本例会は、東海地区の大学、研究施設、病院、診療所等の幅広い領域と立場で消化器内視鏡診療に従事する医師や研究者が年に一度、一堂に会して発表・討論を行い、新しい知見の発信源として活発に活動するとともに、その成果を住民および医療従事者に還元する大切な機会となっております。この度の支部例会におきましても、当地方の消化器病学、内視鏡学の発展と社会貢献に寄与すべく準備を進めております。臨床の最前線である市中病院が担当させていただく支部例会として、「リアルワールド」での内視鏡診療に貢献できる会にするべくプログラムを企画しております。シンポジウム、中堅・ベテラン医師による一般演題、若手内視鏡医の研究、女性内視鏡医を主役とした企画、ほかハンズオンセミナーや各界の第一人者による講演会、企業展示などの多彩なプログラムを企画しております。

研修医や専攻医の先生方に内視鏡の魅力を伝え、将来の夢を抱くことのできるような様々な取り組みを企画・実行していくとともに、最前線で活躍する中堅・ベテラン医師の先生方の臨床成果を語り合えるような支部例会にしたいと考えております。内視鏡診療は日々進歩しており、AIや画像強調などの併用で更なる早期発見・診断が可能となっているのみならず、内視鏡手術の発展により低侵襲な治療が実現され、現在多くの住民に向けて様々な立場の内視鏡医により広く提供されるようになっています。当地区の内視鏡診療の現実と将来の可能性を若手・中堅・ベテランの先生方に熱く伝え続けることが重要であると考えております。

今回の東海支部例会がより深い議論の場となれば幸いです。

本例会の開催意義をご理解いただき、充実した学びと情報交換の機会となるよう期待しております。

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