第67回日本消化器内視鏡学会東海支部例会

ハンズオンセミナー

受講された先生には日本消化器内視鏡学会認定ハンズオンセミナー参加証と業績ポイント2点が付与されます。
ハンズオンセミナー参加中に発表や座長の役割が重なる場合には、ハンズオンセミナーの途中でも一時退室が可能です。現状のタイムスケジュール(案)はプログラムページから確認可能ですので参考にしてください。

申込方法

受 講 料 5,000円(税込10%) ※支部例会参加費とは別途必要
募集期間 2024年8月6日(火)~11月18日(月) ※定員になり次第終了となります。
申込方法 下記ボタンより申込フォームへ進みご登録をお願いいたします。

ハンズオンセミナー申込は締め切りました。

ハンズオンセミナー申込

実施内容

消化管ESD①

開催時間:
9:10~11:10
募集人数:
9名(30分×3名×3卓)
チーフインストラクター:
大西祥代先生(岐阜大学医学部附属病院)
インストラクター:
高田淳先生(岐阜大学医学部附属病院)、廣瀬崇先生(名古屋大学医学部附属病院)、山田啓策先生(愛知県がんセンター)
共催:
富士フイルムメディカル株式会社

チーフインストラクター挨拶

ESDは早期消化管がんに対する標準治療として全国的に普及してきましたが、技術的に高度な手技であり、習得には多くの経験と知識が必要です。私たちはこのハンズオンセミナーを通じて、若手の内視鏡医の皆様が基礎からしっかりと学び、自信を持って実践に臨めるようにサポートいたします。今回のハンズオンセミナーでは各デバイスの基本手技、効率的な粘膜切開や粘膜下層剥離のポイント、ストラテジーの立て方などを上部、下部消化管のトレーニングモデルを用いて、岐阜大学医学部付属病院の大西祥代と高田淳先生、名古屋大学消化器内科の廣瀬崇先生、愛知県がんセンター内視鏡部の山田啓策先生という経験豊富なインストラクターが指導してくださいます。
若手の先生方で性別を問わず、基本からしっかり学びたい方、インストラクターの技を間近で学び技術を磨きたい方、どんな方でもご参加でき楽しく学ぶことができる機会です。ESDの技術を学ぶだけでなく、先生の話を聞くだけでも価値ある時間を過ごせることと思います。是非この機会に奮ってご応募下さい。

消化管ESD②

開催時間:
14:30~16:30
募集人数:
9名(30分×3名×3卓)
チーフインストラクター:
山崎健路先生(岐阜県総合医療センター)
インストラクター:
水島隆史先生(県立多治見病院)、芳澤社先生(聖隷浜松病院)、池之山洋平先生(三重大学医学部附属病院)
共催:
オリンパスマーケティング株式会社

チーフインストラクター挨拶

早期消化管癌に対するESDは既に標準治療として,一般市中病院でも全国的に普及しています。
しかしながら,一般市中病院の多くの若手医師は日々多くの診療業務に追われ, 手技習得のためのトレーニングの機会が十分ではないのが現状です。施設によってはそれほどESD施行件数が多くない施設もあるかと思います。日々のルーチン検査で,早期消化管癌に対する内視鏡診断能を高め,内視鏡手技の基本となる生検・EMRや止血術を行う際にもESDの手技を意識しながら行うことも大切です。水や血液の流れる方向から重力の方向を推測し,切開剥離を進めるイメージができなければ,適切なストラテジーを組み立てることはできません。またESDを実施する内視鏡医は,診断・治療に留まらず,病理所見を振り返り術後のマネジメントまでが求められます。
今回のハンズオンセミナーではデバイスの基本手技,効率的な粘膜切開や粘膜下層剥離のポイント,ストラテジーの立て方などをブタ胃,ブタ大腸のトレーニングモデルを用いて,経験豊富なインストラクターがマンツーマンの指導を行います。また最近では様々なトラクションデバイスが登場しています。安全かつ確実なESDを行うにあたってトラクションは非常に有用です。当日はトラクションデバイスも用意する予定です。
今回のハンズオンセミナーは若手初学者を対象に,ESDの基本を学ぶ機会にしたいと思います。胃はそれなりに経験しているが大腸は経験が少ない,という先生も歓迎です。
皆さん奮ってご参加ください!

胆膵内視鏡①

開催時間:
9:10~11:10
募集人数:
9名(30分×3名×3卓)
チーフインストラクター:
岩田圭介先生(岐阜市民病院)
インストラクター:
吉田道弘先生(名古屋市立大学)、井上匡央先生(愛知医科大学病院)、丸田明範先生(岐阜県総合医療センター)
共催:
オリンパスマーケティング株式会社

チーフインストラクター挨拶

消化器内科医にとって、内視鏡手技の習得は極めて重要です。しかし、胆膵領域のEUSおよびERCPは技術的に高度であり、特にERCPやinterventional EUSでは重篤な偶発症のリスクが伴います。そのため、実際の内視鏡診療を行う上で技術向上のための十分なトレーニングが望まれます。
現在、胆膵内視鏡診療の分野でも、多くの指南書や教育用動画が利用可能ですが、経験豊富なエキスパートから直接指導を受けることは極めて貴重な機会です。
本セクションでは、東海地区のエキスパートの先生方を講師に迎え、ERCPではカニュレーション、十二指腸乳頭切開、結石採取、ステント留置に焦点を当て、またEUSでは主にconvexを用いた標準的描出法とEUS-FNAに関するハンズオンレクチャーを行います。
この機会を活用し、新たな知識とスキルを身につけ、患者さんにより良い診療を提供するためにぜひご参加ください。

胆膵内視鏡②

開催時間:
14:30~16:30
募集人数:
9名(30分×3名×3卓)
チーフインストラクター:
山田玲子先生(三重大学医学部附属病院)
インストラクター:
奥野のぞみ先生(愛知がんセンター)、山雄健太郎先生(名古屋大学医学部附属病院)、村林桃士先生(伊勢赤十字病院)
共催:
富士フイルムメディカル株式会社

チーフインストラクター挨拶

胆膵領域の内視鏡診断・治療において欠かせないものとして、ERCPとEUS関連手技があります。
近年ではInterventional EUSの発展に伴い、経消化管的嚢胞・膿瘍ドレナージや胆道ドレナージ等をEUSガイド下に行うことができるようになり、ますます魅力的な手技となってきました。しかし、これらの手技を安全で確実に行うようになるためにはEUSによる描出の技術、そして目的の病変を描出し穿刺するというEUS-FNABの技術が必須となります。本ハンズオンでは、描出用・EUS-FNAB用ファントムを用意し、Convex型EUSの標準的描出を学んでいただき、さらにEUS-FNABの手技まで経験していただきます。
またERCPにおいては、十二指腸乳頭・胆管を模したファントムを用いて、カニュレーション、EST、結石除去、ステント留置など、一連の手技を行っていただきます。
今回は、専門施設の第一線で、手技だけでなく教育も積極的にされている経験豊富な先生方にインストラクターをお願いしています。皆さん気さくな先生方ですので、普段の学会などでは聞けないような各先生のTipsや御施設での手技の工夫なども聞いていただけると思います。
多くの先生方の積極的な御応募をお待ちしております。

ROLM①

開催時間:
9:10~11:10
募集人数:
4名
インストラクター:
野村達磨先生(鈴鹿中央総合病院)
共催:
エム・シー・メディカル株式会社

ROLM②

開催時間:
14:30~16:30
募集人数:
4名
インストラクター:
野村達磨先生(鈴鹿中央総合病院)
共催:
エム・シー・メディカル株式会社

インストラクター挨拶

※ROLM①及びROLM②は同じ内容となります。

三重県の鈴鹿中央総合病院,消化器内科の野村達磨と申します。ESDは早期消化管がんに対する標準的治療として,全国に普及しています。しかし,ESDが広まるにつれ,ESD後偶発症におけるハイリスク患者が明らかとなっているにもかかわらず,確実な欠損閉鎖手技は確立されていません。
今回のハンズオンセミナーでは,見ただけできるようで,できない粘膜・全層閉鎖法”Reopenable-clip over the line method (ROLM:ロルム)”について,我々のTipsをご紹介・体験していただきます。ROLMは糸と再開閉可能なクリップを用いた欠損閉鎖として2020年に報告いたしました。現在では,全消化管ESD後欠損,内視鏡的全層欠損(EFTR)に対し,当施設に見学に来られた先生方を中心にハイボリュームセンターで用いられております。しかし,私は地域で本法を考案し,世に広めてまいりましたので,正しい知識と技術,チーム力があれば,どの施設でも導入可能であると思っております。
ハンズオンセミナーに際して,皆様が楽しく,確実に閉鎖法を学べるように,事前学習動画を作成し,当日はG-Master,ROLM専用欠損モデルを使用して,明日から使用可能なROLMを会得していただけるよう尽力いたします。
自身の経験で恐縮ですが,この手技を会得できれば,ESD後閉鎖だけではなく,全層・瘻孔閉鎖,緊急止血手技,今後のアドバンスドESDへのステップアップへの近道になるかと考えております。是非ご興味がある先生もそうでない先生もお気軽にご参加・立ち寄って頂ければ幸いです。

お問い合わせ先

社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院内
E-mail: jges67@mghg.jp ※@を半角に置き換えてください

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